2007年8月28日火曜日

Max

[ Universal ]
[ Free / GPL ]
[ 常用 ]

Max は、CoreAudioと libsndfile ライブラリが取り扱えるあらゆる音声形式を、相互に変換できるフリーソフトウェア。LAMEやFLACなどは、内蔵のライブラリを用いる。

CDからのリッピングも可能で、MusicBrainz によるCDデータベースとも連携する。ジャケット写真をアマゾン(US/DE/JPほか)から取得することも可能。リッピングの際には、高速に読み込める単純トレースのほか、内蔵のComparison Ripper(メモリ上のデータとCD上のデータを比較してからHDDに書き込む)を利用してエラーを防いだり、さらに深刻なダメージを受けたCDでも、cdparanoia によるエラー訂正で、可能な限り忠実なリッピングができる。

圧縮や変換は、複数並列して行える(CPUパワーのないマシンでは、1つに制限することも可能)。若干のバグがあるが、主なファイル形式ではメタデータの読み書きにも対応する。iTunes互換のメタタグも扱える。

エンコーダの設定は、コマンドラインオプションで個別に指定するよりは柔軟でないが、かなり柔軟に変更できる。たとえば、iTunesのAACは未登録Quick Time Pro相当の「高品質」らしいが、Maxは直接Core Audioを叩くので「最高品質」にも設定できる(ここでいう「品質」とは、ビットレートのことではない。たとえば、同じ128kbpsでも、「最低」「低い」「ふつう」「高い」「最高」という5段階の「品質」設定ができる)

iTunesだけでも、もちろん不自由はしないが、LAMEやOgg/Vorbis、FLACなど(OggをiTunesで再生する方法は、こちら)、オープンな形式を使いたい場合、あるいはiTunesより高度な設定をしたい場合には、非常に有用なツールだ。

2007年8月26日日曜日

0xED

[ Universal ]
[ Free ]
[ 常備 ]

0xED は、CocoaフレームワークのHEXエディタ。独自のプラグインにより、特殊な仕様のバイナリに特化した表示を行うことができる(プラグインは自分で開発する必要がある)。

2007年8月24日金曜日

ArtRage 2.5 Starter Edition

[ Universal ]
[ Free ]
[ 未試用 ]

ArtRage は、オイルペイント、鉛筆、マーカー、エアブラシなど、各種の筆記具をシミュレートして絵を描くことができる、ペインティングソフト。ステンシルの利用、メタリックカラー、写真などのトレーシングなどもできる。製品版の価格は、25ドル。

Starter Edition は、製品版から一部の代表的な機能だけを抽出した機能限定版で、無料 で使うことができ、保存や印刷などは無制限に行える。具体的な機能比較は、ここ にある。

2007年8月21日火曜日

XiphQT 0.1.7

[ Universal ]
[ Free / LGPL ]
[ 常用 ]

XiphQT は、Quick Time上でXiphフォーマットのファイルを再生できるようにする、Quicktime Component。Oggコンテナに格納できる音声形式であれば基本的に対応でき、Quick Timeを利用するアプリケーションすべてに適用される。

つまり、XiphQTを使えば、iTunesでOgg/VorbisやOgg/FLACのファイルをそのまま再生できることになる(Ogg/Theoraにも対応している)。さらに、Ogg/VorbisとOgg/FLACでは5.1chまでのマルチチャンネルのデコードも可能である。

iTunesでは、QuickTimeムービーファイル として認識されるようだ。

なお、XiphQTは、あくまでもQuick Time経由でのXiphフォーマットの 再生 に焦点を合わせたソフトであるので、iTunes上での メタデータの互換性 は完全ではないことが公式サイトでも明記されている。たとえば、トラック番号が表示されないなどの不具合を確認している。

ちなみに、13分7秒のクラシックをApple Losslessで圧縮した場合は48.2MB、Ogg/FLACの最高圧縮率で圧縮した場合は47.2MBであった。2%しか変わらず、その割に変換に要する時間は3倍以上だったので、あまり有用性はないかも知れない。

しかし、Oggファイルでも気兼ねなく利用できるのは、一部の人にとってはかなり有用ではないかと思われる。

2007年8月19日日曜日

Fountain Music 2.23

[ Universal ]
[ Free / GPL ]
[ 常用 ]

Fountain Music は、オープンソースのiTunesヴィジュアライザ・プラグイン。

中央から吹き上がるパーティクルが、重力にしたがって落ちていく。重力の強さは、4分の1〜4倍の間で設定できる。パーティクルの色は、数種類のプリセットにしたがってさまざまに変化する。パーティクルの輪郭と大きさは、シャープで小さく水玉の輪郭がハッキリ分かるものから、ぼやっとして混じり合うような感じまで、さまざまに調整できる。

フレームレートとパーティクルの数、トラック情報を表示しておける(消しておくことも可能)。

Aurora 3.3.4

[ Univsersal ]
[ Free (Donation) ]
[ 常用 ]

Aurora は、iTunesやEyeTVを目覚まし・スリープタイマー代わりに利用できるようにするソフト。フェイドインや任意のメッセージを表示させる機能もある。iTunesを目覚ましにした場合、iTunesのヴィジュアライザ画面を表示させたり、Front Rowを表示させたりすることもできる。

メニューバーにAuroraメニューを常駐させることができ(非表示も可)、次の目覚ましの時刻を表示しておける。目覚ましの場合、スリープの解除にユーザ認証が必要で、ログアウトしてしまうと自動ログインできる機能がないため、音を出すことができなくなってしまう。

非常に柔軟なカスタマイズが可能で、使い勝手も良い。必携ソフトの1つ。

Art of Illusion 2.5

[ PPC ]
[ Free / GPL ]
[ 未試用 ]

Art of Illusion は、オープンソースの3Dモデリング、アニメーションソフト。作例を見る限り、けっこう凝ったものも作れる模様。しかし、Screenshotを見ると、それほど操作が複雑という印象は受けない。

現在のところ、コンパイル済みの実行ファイルはPPC版しか公開されていない。Rosetta経由で動作するかどうかは不明。

2007年8月18日土曜日

Paintbrush 1.0

[ Universal ]
[ Free / GPL ]

Paintbrush は、簡単明瞭なドローソフト。扱えるフォーマットはラスタ画像のみだが、ベジェ曲線を描くことはできる(いったん描いた線を操作することはできない)。面白い機能として、Bomb というボタンをクリックすると、まっさらの白紙状態に戻せる。

これといって特筆すべきポイントはないが、逆にいえば複雑な操作を必要としないので、子どもやパソコン初心者が絵を描くのに適しているといえるだろう。ラインの太さをスライダーで変えられるので、絵心さえあればけっこう面白い絵が描けるのではないだろうか。

----- 追記 -----
MAC REVIEWさんでも取り上げられている。

2007年8月17日金曜日

iTunes 7.3

[ Universal / Windows ]
[ Free ]

iTunes は、CDからの音楽の取り込み・再生のほか、音楽や動画の管理、オンラインストア(iTunes Store)からの購入、iPod・Apple TVの管理、ネットラジオの受信など、音楽と動画に関するメディアセンターとなるソフト。

内蔵されているMP3エンコーダの質が今一つ良くない一方、AACエンコーダが優秀であることは、よく取り上げられる。Apple Losslessという独自の可逆圧縮方式を採用しており、音質を維持したままCD比で約1/2の容量に圧縮できる。ただし、これをiPodに放り込むと負荷が増え、電池の持ちが悪くなる。

iTunes は、この手のソフトのデファクトスタンダードといって良い。最低限必要と思われる機能がひと通りそろっていて、かつコンパクトにまとめられている。

2007年8月16日木曜日

RealPlayer

[ Universal ]
[ Free ]

はじめに断言しておくと、私はこのソフトが大嫌いである。が、これでしか再生できないメディアもあるので、いちおう掲載だけはしておく。

なにがナンセンスかといえば、画質とか音質とかではなく、起動するたびにブラウザ用プラグインをインストールしようと試みる(毎回拒否しないといけない)しつこさや、やたらとRealNetworksあてに情報を送ろうとするオプションの多さ(さすがに、これは無効にできる)など、マルウェアまがいの動作が非常に多い点である。

しかも、無料版プレーヤーのダウンロードに行き着くまでが非常にややこしい上、ともすると有償版の方に誘導されやすい。その上、メールアドレスを要求してくる。シェアが小さいのも納得できる。

Mac用の無料版をダウンロードするには、次の手順が必要。

(1) ここにアクセス。
(2) ページ右下にある「無償版RealPlayerのダウンロード」をクリック。
(3) 「今すぐダウンロード」は無視して、下の「※もっと高機能のRealPlayer Plusを楽しみたい方はこちら」の「こちら」をクリック(このとき、Javascriptが有効であること)。
(4) 英語のページで、トップに「RealPlayer for Mac OS X - Free Download」と表示されていれば成功。
(5) 左側のメールアドレス欄と、パスワード欄を埋める。もちろん、実在しないアドレスで構わない。
(6) START HEREのボタンをクリック。

Perian

[ Universal ]
[ Free (Donation) / GPL / LGPL ]


Perian は、様々な動画・音声フォーマットをQuickTimeで再生できるようにする、Quicktime Component。対応するフォーマットは、ライブラリがほぼ共通するため、VLC とほぼ同じ。使い慣れた(?) Quick Time Playerをメインに利用したい場合に便利である。

なお、VLCと異なり、Windows Mediaの再生には対応していないので、別途 Flip4Mac をインストールする必要がある。

MPlayer

[ Universal ]
[ Free / GPL ]

MPlayer は、VLC とならんで、現在もっとも多くの動画・音声フォーマットに対応したプレーヤー。

VLCとはライブラリが異なるため、VLCでは再生できないメディアを再生できる可能性がある(逆に、MPlayerで再生できないメディアを、VLCでカバーできることもある)。

現在の最新版は、バージョン1.0 rc1となっている。

Camino

[ Universal ]
[ Free / Mozilla Public Licence / GPL / LGPL ]

Camino は、Mozillaが採用するレンダリングエンジンGeckoをベースに、Cocoaフレームワークで作られたウェブブラウザ。ライセンスは若干複雑だが、エンドユーザが利用する分には関係ない。

本稿の投稿時点での最新版は、バージョン1.5。従来にはなかったセッション保護機能により、予期せぬクラッシュの後でも直前の状態を復元できるようになった。また、リンクが新しいタブで開かれた後、そのタブを閉じると、直前に見ていたタブに戻る機能も追加された。従来は、すぐ隣のタブが表示されていたので、閲覧がよりスムーズにできるようになった。これらは、Firefox 2の機能を取り込んだもの。

ほかに、従来どおり、Keychain にユーザ名・パスワードを記憶しておけるほか、ポップアップのブロックなど、必要な機能は一通りフィーチャーされている。

なお、他のMozillaベースのブラウザと異なり、プロクシなどの接続設定は、システム環境設定のそれを参照するので、Caminoの側で設定する必要はない。

メニューや環境設定を日本語で表示したいときは、Multilingual 版をダウンロードすること。

2007年8月15日水曜日

Firefox 2

[ Universal ]
[ Free / Mozilla Public Licence ]

Firefox 2 は、もはや説明するまでもないが、オープン・コードなブラウザとして、Internet Explorerより安全なブラウザとして、Safariよりカスタマイズしやすいブラウザとして、様々なユーザ層に浸透しているウェブブラウザ。

Firefoxは、オープンかつ安全なブラウザとして知られているが、エンドユーザにとっても一目で分かるその有用性は、何といっても豊富なアドオンによるカスタマイズ性の高さにある。もちろん、アドオンが豊富であるのは、ブラウザのコード自体がオープンであるということによるものである。

お勧めのアドオンについては、こちらのエントリを参照されたい。

本稿の投稿時点での最新版は、バージョン2.0.0.6である。Disk Image形式で頒布されており、単純コピーでインストールする。

Firefoxは、標準では、以下のディレクトリに プロファイル と呼ばれるデータを格納する。
/Users/ユーザ名/Library/Application Support/Firefox/Profiles/*****.default

プロファイルには、ブックマークのほか、キャッシュ、クッキー、各種設定ファイルなどが格納されている。ブックマークは特に重要なので、定期的にバックアップをとっておくことが望ましい。Firefoxのブックマークをオンラインでシンクロできるサービスとしては、Foxmarksがある。

MagiCal

[ Universal / Intel / PPC ]
[ Free (Donation) ]

MagiCal は、カレンダーと時計を表示するメニューバー項目。

標準ではメニューバーの右端、Spotlight のアイコンの左隣に並ぶが、他のメニューバー項目と同様、コマンドキーを押しながらドラッグすれば位置を変更できる。特徴として、フォントや配色を自由に変更できる点が挙げられる。この例では、色が Blue 、フォントは Courier の太字にしている。日付・曜日と時計とで色を変えることもできる。


iCal との連携機能や、カレンダーのメモ機能などは備えていないが、シンプルかつ必要最小限の機能がコンパクトにまとまっている。作者もいう通り、OS X標準の時計の代わりに使うのが良いだろう。

VLC

Universal / Intel / PPC

VLC は、様々なフォーマットの音声、動画ファイルを再生できるプレイヤー。GNU GPLによるフリーソフトウェアで、libavcodecをライブラリとして用いている。また、暗号化されたDVDを再生するために、libdvdcssをライブラリとして用いている。これらのライブラリは、あらかじめ内蔵されているので、別途入手したりコンパイルしたりする必要はない。

対応するcodecの種類の多さだけでなく、動作するプラットフォームも多様で、Mac OS X、Windows、Linuxだけでなく、Solaris、BeOS、Zaurus、Win CEなど、およそパソコン、ワークステーション用OSと呼べるものの大半に対応している。

MacやWindowsではブラウザプラグインも提供されており、幅広いフォーマットをブラウザ上で再生できるなど、非常に使い勝手が良い。

本稿の投稿時点での最新版は、バージョン0.8.6cとなっている。Universal Binary版、Intel版、PPC版の3種類で提供されている。いずれもDisk Image形式で頒布されており、単純コピーでインストールできる。

なお、DVD再生時(特にメニュー画面を表示させたり、チャプター間を移動したりする場合)に動作が不安定になり、VLCがクラッシュする不具合を抱えているようである。

Flip4Mac

Universal

Flip4Mac は、QuickTimeでWindows Mediaを再生するためのQuicktime Component。かつて、Windows Media PlayerのMac版が提供されていたが、これに代わるものである。有料版では、WMV形式での書きだしなども行える。

本稿の投稿時点での最新版は、バージョン2.1.2.72(2)。

ダウンロードは、少し分かりにくいが、トップページの download から、WMVとかかれた緑のボタンへ。パッケージ型のインストーラで、アンインストーラもあわせてコピーされる。

インストール後は、システム環境設定 でいくらかの設定変更が可能。有料版のアクティベーションもここから行う。