2008年7月14日月曜日

MacUIM 0.5.2-9


[ Universal ]
[ Freeware / GPL (?) ]
[ お試し版? ]
[ ★★★★☆ ]

本ソフト は、 MacUIM の独自ビルド版。

MacUIM は、Mac OS Xのテキスト入力機構であるText Service Manager (TSM) と、各種の日本語入力プログラムの橋渡しを行うプログラム。利用できる日本語入力プログラムとして、 AnthySKKPRIME などが同梱されているので、パッケージファイルを解凍し、再起動するだけで良い。

Anthy は、 ことえり とよく似た入力プログラムで、基本的には直近の変換結果に合わせて候補の順位が変わっていく仕組みだ。変換精度は市販ソフトに比べると劣るが、キーバインドの自由度が高く、学習性能は ことえり よりも良さそうだ。変換履歴を表示する機能もある。 Anthy の場合、/Library/Anthy/AnthyDict.app で単語登録ができる(ホームフォルダではなくて、ハードディスク直下の「ライブラリ」だ)。Dockに登録しておくと良いだろう。

なお、「コマンド+スペース」で入力言語の切り替えができるが、他のメタキー(シフト、オプション、コントロール)+スペースも切り替えに当てられているようだ。ただし、たとえば「コントロール+スペース」をSpotlightに割り当てているときは、こちらが優先される。また、テンキーのピリオドやコンマは、句読点が入力される。

SKK は、一般的な連文節変換とは異なり、字句の区切りを入力段階で指定するという独特のスタイルをとる入力プログラム。独立プロジェクトである AquaSKK に詳しい。

PRIME は、携帯電話等でおなじみ(?)の予測入力を主体とする入力プログラム。辞書を充実させると高速な入力が可能になるかもしれない。

本ソフトをインストールすると、「システム環境設定」に「UIM」という項目が追加される。ここで、各種の入力プログラムの環境設定や、UIM全体のセッティングが行える。読み込みに数10秒ほどかかる場合がある。

エルゴソフトが EGBRIDGE の開発を停止してしまったから(EGBRIDGE Universal / 同2 は、それを使うためにMacを買ってもいいというくらいグレイトなソフトだったのだが...)、事実上、 ことえりATOK の一騎打ち状態だが、それらとは一味違う入力プログラムとして有力な候補となるだろう。

2008年7月12日土曜日

LiveQuartz 1.8.1



[ Universal ]
[ Freeware ]
[ 正式リリース版 ]
[ ★★★★☆ ]

LiveQuartz は、レイヤー機能を備えた画像処理(フォトレタッチ)ソフト。

Gimp.app のようにツールがずらずら並んでいて雑多でもなく、iPhoto や Preview.app のようにシンプルな表示が特徴となっている。マルチタッチ対応のトラックパッドでは、回転や拡大・縮小といった操作をトラックパッドだけで行える。

なお、バージョン1.8.0以降は、Leopard にのみ対応している。Tigerユーザは、バージョン1.7.3をお使いいただきたい。

2008年7月10日木曜日

OpenOffice.org 3.0.0 beta2

[ Intel ]
[ Freeware / LGPL ]
[ ベータ版 ]
[ ★★★★☆ ]

OpenOffice.org 3.0.0 は、ついにAquaネイティブ版として登場することが決まっている。当初の予定では2008年9月頃に正式リリースとのことだったが、すでに beta2 が登場している。

ダウンロードは、 ooopackages.good-day.net のFTPサーバ から。

既知の不具合として、「コマンド+スペースで入力プログラムの切り替えができない」というものがある。メイリングリストの情報によれば、beta版のソースコードが改変不可になっているので、現段階では修正できないようだ(下記の注を参照)。英語キーボードの場合、入力プログラムの切り替えができないので不便になってしまう。

対処方法としては、「オプション+スペース」などに変更するのが手っ取り早い。

ほかに、「ことえり」であれば、CapsLockキーで英数固定入力モードに切り替えられるオプションがある(ことえり環境設定にチェックボックスがある)。EGBRIDGE Universal 2でも同様の設定が可能だ。

なお、本稿執筆時点では PowerPC 用の実行ファイルは頒布されていない。また、あくまでベータ版なので、自己責任でお使いいただきたい