2009年9月3日木曜日

ラズの羊番


[ Universal ]
[ Freeware ]
[ Stable ]
[ ★★★★☆ ]

ラズの羊番 は、 カノコガ 氏がMacユーザに贈るゲームソフト。Javascriptでプログラミングができるフリーウェアのゲーム制作ソフト dim3 で開発されている( dim3のダウンロードは こちら )。

ゲームを始めると、右のようなシーンに入る。目の前に5つ並んでいる看板に進むと、それぞれのゲームモードで遊ぶことができる。

ちなみに、このときの服装は「ゴスロリ+くろみみ」。




これが、ロングボウ。着弾までの飛距離が長い方が威力が増す。ヘッドショットに成功すると、かなりのダメージを与えられる。ただし、弓を引く間のタイムラグがあるし、矢もゆっくり飛んでいくから、狙いをつけるのは思いのほか難しい。遠距離〜中距離用の武器。

こちらはマスケット。古い時代の銃だ。1発撃つと、次に撃つ前に弾込めをしないといけない(空の状態で攻撃ボタンを押すと弾込めの動作に入る)。弾込めの間は身動きが取れないので、タイミングを見計らう必要がある。

こちらも、発射までにタイムラグがあるし、弾も超高速という訳ではないので、遠くを狙うときは敵の動きを先読みしないといけない。ただし、飛距離が伸びるほど威力が落ちるし、重力に負けて落ちていくので、中距離用の武器として使うのが良いだろう。

ちなみに、今回の服装は「平服+むらさきみみ+赤いマフラー」だった。「みみ」が付くと、自動的に「しっぽ」も生える仕様らしい。

サーベルを装備。もちろん、近距離用の武器。これも、ジャンプしながら頭部を斬りつけるのが良いようだ。意外に強く、後退できるスペースさえあれば、囲まれない限り負けることはない。

ゲームバランスは、比較的「辛い」方だろう。弾数にも限りがあるし、その弾を当てるのもけっこう難しい。特に、Ninjakitten以外のゲームは「羊をキープしつつ敵を倒す」ことが求められるので、ただ敵を倒せば済むというものでもない(女王陛下の親衛隊はリアルタイム・ストラテジーの要素が濃い)。そういう意味ではツウ向けの仕上がりだろう。

しかし、とにかく強力な武器を拾って、じゃんじゃん撃ちっ放して弾幕を張り、たくさん殺したら勝ち、みたいなゲームが多い中で、このような方向性は歓迎されるべきだろう。そういう単純作業ではなくて、しっかり考えてプレイできるゲームこそ長く楽しめるはずだ。

2009年8月26日水曜日

atMonitor 2.0.0


[ Universal ]
[ Freeware ]
[ Stable ]
[ ★★★★☆ ]

atMonitor は、フローティングウィンドウもしくはメニューバーにシステムの様々な情報を表示できるモニタリングソフト。同様のソフトとしては、システム環境設定としてインストールする iStat Menus がある。

atMonitorで表示できる項目は、
  • CPU占有率上位3つのアプリケーション
  • CPU負荷(マルチコア、マルチプロセッサ対応)
  • CPU温度(マルチコア、マルチプロセッサ対応)
  • GPU負荷
  • GPU温度
  • メインメモリ使用率
  • VRAM使用率
  • リフレッシュレート
  • ディスクの読み出し・書き込み量
  • ネットワークの送信・受信量
となっている。atMonitorの方がiStat Menusにはない項目を表示できる反面、iStat Menusの方がそれぞれの項目について詳細に設定できるなど、一概にどちらが優れているとはいえないが、VRAM使用率などは従来のモニタリングソフトに見られなかった機能だ。

ほかに、Top Windowというウィンドウで、
  • Activity Monitorと同様、プロセスID・プロセス名・スレッド数・CPU負荷・メモリ占拠量・優先度などを一覧表示して、プロセスの一時停止・強制終了(kill)ができる
  • 各プロセスのpathを表示する
  • 各プロセスが使用中のファイル(ライブラリ、フレームワーク等も含む)を表示する
  • i use this osx softwareと連携してバージョン管理ができる(無効にもできる)
メニューバー表示で、
  • メインメモリの項目から未使用メモリの解放ができる(CHUDが必要)
  • 1つの項目を残して他の項目を隠すことができる
初期設定で、
  • プロセスの優先度を変更できる
  • 特定の条件を満たした場合にトリガを掛けられる
メニューから、
  • モニタリングしているあらゆる値をログに保存できる
  • システムの固有情報(I/Oレジストリ、SMCセンサー情報、カーネルステート、スタートアップデーモンなど)を取得できる
といった便利な機能もある。

なお、メニューバー表示は、アプリケーションのメニュー(「ファイル」とか「編集」とか)と少しでも重なると全部が隠れてしまう。これも、iStat Menusの場合とは挙動が異なる点だ。

2009年8月24日月曜日

沖データのスクリーンセーバー

[ Universal ]
[ Freeware ]
[ Stable ]
[ ★★★☆☆ ]

沖データ は、いわずと知れた日本のプリンターメーカーだ。特にインパクトプリンタで定評があるほか、精細でシャープな印字品質は他に類を見ない。わが家でも、 B430dn を愛用している。

ところで、同社のダウンロードページでは、多数の スクリーンセーバー が無償頒布されている。その大半が、Mac OS X (10.1〜10.5)のほか、Windows (98SE以降) やMac OS 9にも対応している。もちろん、「OKI」の文字が入るなど多少の宣伝はあるが、あからさまに目立つようなものではなく、普通に使えるだろう。

2009年8月23日日曜日

arRsync 0.4.1


[ Universal ]
[ Freeware / GPL2 ]
[ Stable ]
[ ★★★☆☆ ]

arRsync は、 rsync のMac OS X向けフロントエンド。 rsync は、もともと転送量を最小化することを目的に開発された差分バックアップツールだが、コマンドラインでしか操作できない。これをGUIで使えるようにしたのが、本ソフトである。

本ソフトで実行できるバックアップの方法としては、以下の方法がある。
  1. 双方向同期(Bidirectional Synchronise):バックアップ元(Source:S)・バックアップ先(Destination:D)の両方でファイル等に変更を加える場合に使うと良いだろう。自宅←→オンラインストレージ←→会社といった同期をしたいときに便利そうだ。

  2. 一方向バックアップ(Unidirectional Backup):常にSの内容でDを上書きする。Dにあるファイルの方が更新日時が新しくても、常にSの側が優先される点に注意が必要だ。(1) D側ではファイルを変更しない、(2) DはSのクローンとする、という運用が基本だろう。

  3. 一方向マージ(Unidirectional Merge):SのうちDより新しい部分だけをDに追加・上書きする。DにあってSにないものは、D側では削除されない。Dの方が更新日時が新しい場合も、何も変更されない。いわゆる「差分バックアップ」といったときに連想される形態だろう。
さらに詳しい説明は、" 寒らふの光と影(Saburahu’s Diary) -3rd Edition- "の2009年2月8日の記事" Mac OS XのarRsyncの使い方 "でされている。参照されたい。

The Unarchiver 2.0


[ Universal ]
[ Freeware / Publich Domain Licence ]
[ Stable ]
[ ★★★★★ ]

The Unarchiver は、Mac OS Xの標準解凍ソフトである BOMArchiveHelper.app を置き換える目的で開発された解凍ソフト。同ソフトより多くの圧縮・パッケージ方式に対応している。

大きな特徴として、解凍後のファイル名の自動判別機能を内蔵している。英語以外のファイル名を含む場合には、かなり便利な機能だろう。

バージョン2.0では、SITX形式の部分的サポート、暗号化されたRARのサポート、AESで暗号化されたWinZip形式のZIPファイルのサポート、7zip等の取扱いの改善、などが行われている。詳細は、上記のオフィシャルページを参照のこと。

2009年7月27日月曜日

Switch


[ Intel / PPC ]
[ Free Trial ]
[ Stable ]
[ ★★★★☆ ]

Switch は、さまざまなフォーマットの音声データを相互に変換できるソフト。有料のソフトだが、無料バージョンでも多くの機能が利用できる。Macユーザにとっては、 WMAフォーマットから他のフォーマットに変換できる 点に利用価値が高い。

もっとも、FLACなど他のフォーマットであれば、 XLDMax の方が多機能で使いやすいかもしれない。

ICレコーダの類いではWMA形式で録音されることも多いので、友人に頼んでおいた講義の録音や、同僚から渡された会議の録音がWMA形式だったときに利用すると、便利だろう。

2009年7月5日日曜日

Rip 1.0b11 (BETA)


[ Universal ]
[ - ]
[ BETA ]
[ - ]

Rip は、CDから音声を正確にリッピングすることを目的としたリッパー。 MaxPlay をリリースしている sbooth.org からの新作ソフトウェアである。

AccurateRip のデータベースと照合して C2エラー の発生を確認すると読み出しをリトライして、可能な限り正確なリッピングを行うように働く。 プリギャップ の検出も可能。ディスク情報(メタデータ)の編集や、カバーアートの検索・添付もできるようだ。

これと同様のソフトウェアとしては、国産の XLD がある。

現在は、まだベータ版であり、
By using it you acknowledge that Rip may delete your hard drive, cause massive data loss, punch you in the face, cause divorce, etc.

(Ripを使うことによって、あなたのハードディスクが消失したり、大量のデータが消えたり、顔面を殴られたり、離婚になったりするかもしれない、ということを了解しておいて下さい。)
とのことなので、十分に注意して(バックアップを取るなど)利用していただきたい。

2009年2月19日木曜日

XLD - X Lossless Decorder


[ Universal ]
[ Freeware ]
[ Stable ]
[ ★★★★★ ]

X Lossless Decorder は、様々な可逆圧縮の音声ファイルを相互に変換できるソフト。

「デコーダー」という名称とは裏腹に、20080812版以降はcdparanoiaによるCDリッパーとしても機能する。このリッパーとしての機能がかなり強力で、CD/DVDドライブごとに異なるサンプル・オフセット値を自動的に設定してくれたり、CRCによる整合性チェックをしてくれたり、と正確なリッピングには打ってつけといえる。cdparanoiaを統合したCDリッパーとしては MAX があるが、こちらにはない機能だ。

CDDBによる情報の取得にも対応、アルバムアートも貼り付けられる。

設定項目が豊富な分、上級者向けといえるが、Macでハイファイを目指す向きにはお勧めできる。

2009年2月12日木曜日

MikuInstaller


[ only for Intel Mac ]
[ Freeware / BSD, LGLP ]
[ Bleeding Edge ]
[ ★★★★☆ ]

CrossOver Macと同様に、仮想環境ではなくWindows互換レイヤーを提供する Wine のフロントエンド・ソフトウェア。Windows OSが不要である点で Boot Camp 、 VMware Fusion 、 Parallels よりも優れている。

アイコンとソフト名から明らかなように、 Vocaloid2 初音ミク をMac上で動作させることが当初の目的だったものが、より汎用性をもったWineパッケージとして発展してきたもの。

動作させるには、Intel MacとX11環境が必要。X11は、Tigerの場合はインストールディスクから、Leopardの場合は XQuartz project から最新版を、それぞれインストールする。Leopardの場合、セキュリティパッチを適用した後で、必ず XQuartz を再インストールすること。

意外とうまくいくことが多いようなので、いろいろなソフトで試してみるのが良いだろう。